
Mリーグ・KADOKAWAサクラナイツ所属の人気プロ雀士、渋川難波プロが、2026年1月14日付で日本プロ麻雀協会を退会し、最高位戦日本プロ麻雀協会へ移籍することを発表しました。
Mリーグでもおなじみのトッププロが、新たな団体で「最高位」を目指す──。
この決断の背景には、競技麻雀への強い危機感と再挑戦の覚悟がありました。
本記事では、
・移籍の公式発表内容
・渋川プロ自身の言葉
・A2リーグスタートの意味
・堀慎吾プロとの比較で話題になった点
をわかりやすく整理します。
公式発表|協会退会と最高位戦入会
まずは正式なリリース内容です。
日本プロ麻雀協会は、「渋川難波選手は2026年1月14日付で当会を退会」と発表。
同日、最高位戦日本プロ麻雀協会は、
「渋川難波選手が当会に入会。第51期最高位戦A2リーグから出場予定」
と公表しました。
渋川プロ自身のコメントも発表されています。
「新たなフィールドで団体の頂点を目指してみたい。その気持ちが年々強くなっていき、今回最高位戦にその意思を伝え、承認していただきました。これからは最高位を目指し、これまで以上に精力的に活動していきます。」
まさに、新天地での頂点挑戦宣言です。
本人が語った本当の理由|“競技麻雀がおろそかになっていた”
渋川プロは自身のYouTubeで、移籍理由を非常に率直に語っています。
「Mリーグにはまだ目標がたくさんある。でも、Mリーグに力を入れすぎるあまり、ここ数年、競技麻雀の方がおろそかになっていた。今年ついにA1リーグでも負けて降級になってしまった。このままだと競技の方がダメになるとずっと感じていた。」
つまり今回の移籍は、“競技麻雀プロとしての再起動”が最大のテーマのようです。
さらに、
「日本プロ麻雀協会のタイトルはほぼすべて取ってしまって、正直やる気が心の底から出てこなかった」
と、すでに成し遂げた実績ゆえのモチベーションの停滞も正直に告白しています。
だからこそ、
「最高位戦に入って、新しいタイトルを狙い、競技麻雀の力をもっと出していきたい」
という結論に至ったようです。
これは、プロとして自分をもう一度鍛え直すための選択と言えるでしょう。
A2リーグからのスタートは“実績評価”

最高位戦では、渋川プロはA2リーグから参戦します。
これについて本人はこう語っています。
「これは勘違いしてほしくないんですけど、僕がダサいんじゃなくて、堀さんがカッコよすぎるだけです。」
ここで話題になったのが、堀慎吾プロが連盟でE3リーグ(最下位)スタートを選んだ件との比較です。
渋川プロは、
・協会で主要3タイトル(雀王、雀竜位、日本オープン)を獲得
・fuzzカップ優勝
・その他実績を評価
これらを踏まえ、最高位戦側から「A2リーグスタート」を提示されたと説明しています。
「ありがたく受け入れさせていただきます」
つまりこれは、過去の実績に対する正式な評価による編入です。
“堀さんと勝負しようぜ”はダサい?ユーモアで誤解を整理

SNSでは、「堀慎吾はE3なのに渋川はA2なの?」という声が出ることを本人も想定済み。
そこで渋川プロは、あえてユーモアを交えながらこう語りました。
「僕が今から“堀さん、どっちが先にA1行くか勝負しようぜ”って言ったら、それはダサいですね(笑)」
この発言が象徴しているのは、堀プロへのリスペクトと、自分は自分の戦い方をするというスタンスです。
・下位から駆け上がる楽しみ
・上位から勝ち抜く楽しみ
どちらも“挑戦”であることに変わりはありません。
Mリーグと競技麻雀、二足のわらじの再設計

渋川難波プロは現在もMリーグ・KADOKAWAサクラナイツ所属。
Mリーグでの目標はまだ続きつつ、一方で最高位戦で“最高位”を狙う。
つまりこれからの渋川プロは、
・Mリーグでのチーム戦
・最高位戦での個人最高タイトル挑戦
二つの舞台で進化を目指すフェーズに入ります。
競技麻雀ファンにとっても、Mリーグファンにとっても、今後の渋川難波はさらに注目度が高まることは間違いありません。
まとめ|“ここで動いた方がいい”というプロの決断

最後に、渋川プロ自身の言葉がすべてを表しています。
「これからの麻雀プロ人生を考えた時に、自分はここで動いた方がいいと思った。」
すでに結果を出しているからこそ、現状維持ではなく再挑戦の道を選ぶ。
これはまさに、トッププロであり続けるための決断です。
最高位戦A2リーグから始まる渋川難波・新章。
“最高位”の称号を手にする日は、そう遠くない未来かもしれません。


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